私立中学での不登校
―受験を乗り越えた先で、立ち止まる子どもたちへ
中学受験を乗り越えて、第一志望の私立中学に入学した。
なのに、ある日、通えなくなった
「あんなにがんばっていたのに、どうして」
「親の私のせいなのではないか」
そう、ご自分を責めていませんか。
このページは、受験指導41年・不登校支援36年の現場で、
のべ8,000人以上のお子さまとご家族に向き合ってきた経験から、
私立中学での不登校に、まっすぐ向き合う10話の連載をお届けする場所です。
このシリーズについて
「私立中学での不登校」は、私が長年の現場で
最も多くのご相談をいただきながら、最も語られることが少ないテーマです。
中学受験を扱う発信者は数多くいます。
不登校を扱う発信者も、数多くいます。
しかし、その両方をご存じの上で、
「私立中学に合格したあとに、不登校になる」
という固有の状況を体系的に語っている方は、ほとんどおられません。
このシリーズは、もともと私が個人サイトで連載していたものを、
2026年5月の事故により、いったん失いました。
しかし、Search Consoleの記録から、
「最も多くの方が、いまも検索してくださっているテーマ」
であることが明らかになりました。
そこで、現場での新しい知見も加えながら、
全10話として書き直し、再びお届けすることにしました。
「私のせいかも」と感じておられるお母さまに、
そして「うちの子も、もしかして」と不安をお持ちのお母さまに、
少しでも整理の手がかりになれば幸いです。
- 私立中学だから不登校になったのではない、ということ
- 学校復帰を「絶対の目標」にしない、ということ
この2つは、現場で出会った多くのご家族とお子さまから教えていただいた、確かな視点です。
全10話の目次
このシリーズは、2つのフェーズで構成されています。
フェーズ1で現状を理解し、フェーズ2で具体的な対応を考えていきます。
全話を順にお読みいただくのがおすすめですが、
まずは以下の話から読んでみてください。
・お子さまのやる気が出ないとお悩みの方
→ 第3話
・入学後の生活が心配な方
→ 第2話
・このまま受験を続けるべきか迷っている方
→ 第6話
・直接ご相談されたい方
→ ページ末尾の個別相談へ
【フェーズ1】現状を理解する(第1〜6話)
【フェーズ2】ここから先を考える
どこから読めばいいか、迷われている方へ
全10話を順番にお読みいただくのが、最も理解しやすい構成です。
ただし、お急ぎの方や、特定のお悩みに直面しておられる方のために、3つの読み進め方をご提案します。
タイプA
すでにお子さまが不登校で、
いま、苦しんでおられる方
▶ 第6話 「私立だから不登校になった」のではない
▶ 第4話 ひきこもり7年からの軌跡
▶ 第10話 「元気でいてくれたら十分」と思える日まで
「自分を責めている」状態から、
まず一歩、距離を取るための3話です。
タイプB
不登校の兆候を感じておられる方
▶ 第3話 学習の遅れと「いい子」の限界
▶ 第4話 ひきこもり7年からの軌跡
▶ 第5話 学習スピードに追いつけない構造
「いま、何が起きているのか」を
理解するための3話です。
タイプC
予防的に、これから備えておきたい方
▶ 第1話 「あわないことがある」という大前提
▶ 第2話 合格したらもっと競争になる
▶ 第10話 「元気でいてくれたら十分」と思える日まで
中学受験を始める前、
あるいは合格直後にこそ
知っておいていただきたい3話です。
ある7年を経て、今、海外で暮らす青年がいます
彼の名前を、ここではT君と呼びます。
兵庫県の最難関中学に合格しました。
中学2年で、退学しました。
そこから7年、ご家族以外と話すことのない時間が続きました。
その7年が、いまの彼を作りました。
T君は現在、ヨーロッパで、工学博士として研究を続けています。
「あの7年がなければ、今の自分はない」
彼は、そう言いました。
不登校もひきこもりも、
「人生の遠回り」に見えて、その人にしかたどり着けない場所への
入口になることがあります。T君の物語は、第4話で詳しくお話ししています。
シリーズを読み終えて、それでもまだ、答えが見えない方へ
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
シリーズ全10話を読んでも、
「うちの子の場合は、どうなのだろう」
「私たち家族は、どう進めばいいのだろう」
と感じておられるかもしれません。
それは、当然のことです。
不登校は、ひとつとして同じ事例がありません。
お子さまの性格、ご家族の状況、学校との関係、
そして、これまでに歩んでこられた道のり。
それらすべてが交わる場所で、
お子さまだけの、ご家族だけの答えがあります。
その整理を、ご一緒させてください。
■ 6月中は、初回30分相談を無料でお受けしています。
■ 「うまくまとめなくていい」を、私との約束にしています。
涙が出ても、言葉に詰まっても、大丈夫です。
■ 41年・36年の現場で、のべ8,000人以上のご家族と
向き合ってきました。「初めての話」というケースは、
ほとんどありません。
「私のせいかも」と感じておられる、
お母様へ
ここまで読んでくださったお母様の中には、
このシリーズの中で何度も、ご自分を責めてしまった方がいらっしゃるかもしれません。
「私が中学受験をさせたから」
「私が、もっと早く気づくべきだった」
「私の育て方が、間違っていたんじゃないか」
── そのお気持ちは、痛いほどわかります。
ですが、お伝えしたいことがあります。
私立中学での不登校は、お母様の育て方のせいではありません。
中学受験をさせたこと自体が、間違いだったわけでもありません。
これは、現場で多くの子どもと、そのご家族に出会ってきた人間として、胸を張って申し上げられることです。
ご自分を責める時間を、お子さまとの「いまの時間」に少しだけ振り向けてみてください。
それだけで、すでに、十分すぎるほどの一歩です。
関連記事
このシリーズを読み終えた後に、
あわせてお読みいただきたいコンテンツです。

noteまとめ版「私立中学での不登校 ── 10話を1本に」
■ シリーズ全10話のエッセンスを、3,000字に凝縮した完結版です。
■ 「2026年7月1日公開予定」
「公開準備中」
最後に、もう一度だけ
このページを最後まで読んでくださった、お母様。
このシリーズが、少しでもあなたの心に届いていたら、
それだけで、今日このページを書き直した意味がありました。
そして、もし──
シリーズを読んだあと、
「やっぱり一度、話を聞いてもらいたい」と感じられたなら、
どうぞ、お気軽にお声をかけてください。
私は、ここにいます。
このページの更新履歴
2026年06月11日 私立中学での不登校 第1話公開
2026年06月12日 私立中学での不登校 第2話公開
2026年06月13日 私立中学での不登校 第3話公開
2026年06月13日 私立中学での不登校 第4話公開
2026年06月15日 私立中学での不登校 第5話公開
2026年06月16日 私立中学での不登校 第6話公開
2026年06月17日 私立中学での不登校 第7話公開
2026年06月20日 私立中学での不登校 第8話公開
2026年06月22日 私立中学での不登校 第9話公開
2026年06月25日 私立中学での不登校 第10話公開
2026年06月25日 このハブページ修正
