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大教大附属池田、中→高の連絡進学が変わった。「原則全員進学」の条件と今から備えたい3つの力

今日も私のブログにお越しいただき、ありがとうございます。

感謝申し上げます。

大教大附属池田に通っていらっしゃるお子さんをお持ちのお母さんから、最近こんなお声をいただくことが増えました。

「合格したときは本当に嬉しかったんです。ただ、周りからは『もう安心でしょう』と言われるのですが、実際は全然そんな感じではなくて」。


そのお気持ち、とてもよく分かります。

外から見れば、附属池田に通っているというだけで「もう安心」と思われがちです。

ただ、実際にそこで過ごしている親子にとっては、日々の授業態度や提出物、定期考査の一つひとつが次のステップにつながっているという緊張感が、ずっと続いているのだと思います。

そのお母さんが子どもに「ちゃんとやりなさい」と強く言ってしまうとき、その言葉の向こう側には「この学校で自信を失ってほしくない」「楽しく通ってほしい」という深い願いが隠れていることを、私はこれまで何度も見てきました。

だからこそ、その焦りや不安を、一人で悩んで抱え込むことがないようにと、まず最初にお伝えしたいと思います。

今回は、令和8年度から変わった連絡進学の制度を整理しながら、今この瞬間から、お子さんと一緒に整えておきたい3つの準備についてお話しさせていただきます。

連絡進学の制度、実は静かに変わっています

まず、正確な情報からお伝えします。

今回の内容は、大阪教育大学附属高校池田校舎、および附属池田中学校の公式サイトに掲載されている情報をもとにしています。

附属池田中学校に令和8年度に入学した1年生から、附属高校池田校舎への連絡進学は、原則として全員が進学できる新しい基準に変わりました。

ということは、現在の中学1年生とその下の学年のお子さんたちが、この新基準の対象になるということです。

ただ、ここで一つ大事な点があります。

現在の中学2年生、3年生については、これまでの基準がそのまま適用される経過措置がとられています。

学年によって、備え方が少し違うということになります。

「原則全員進学」という言葉を見ると、多くのお母さんがほっとされると思います。

ただ、学校側が公開しているのはあくまで「原則」という言葉までであり、出席状況や評価点、日々の学校生活の様子といった、実際にどこまでが基準になるのかという細かい部分は公開されていません。

このあたりを、まるで確定した基準のようにお伝えすることは、私自身、絶対にしたくないと思っています。

分からないことは分からないとお伝えした上で、今できる準備を一緒に考えていきたいのです。


小学校から中学校、中学校から高校では、仕組みがまったく違います

附属池田小学校から中学校への進学と、中学校から高校への進学は、まったく別の仕組みになっています。

小学校から中学校へは、附属池田小学校5年生、6年生の成績を元にして、一定の順位以内の子どもたちが校長先生からの推薦をいただきます。

推薦をもらえた子ども達には、今度は附属池田中学校の入試として、国語、算数、作文による選考検査があります。

一方、中学校から高校への連絡進学は、先ほどお伝えしたとおり、原則として全員が進学できる形に変わりました。

同じ「連絡進学」という言葉でも、学年が違えば求められるものが違うということです。

この違いを知っておくだけで、お母さんの中の焦りが少し整理されるのではないかと思います。



入学前から続けたい3つの準備

ここからは、実際に附属池田に通うお子さんたちを長く見てきた中で感じている、大切にしていただきたい3つの準備についてお話しします。

一つ目は、日常の評価を整える習慣です。

附属池田中学校では、英語は発展編、数学と理科は標準編という形で、塾用教材でもある、教育開発出版社の「新中学問題集」が副教材として配布されています。

これも提出物になるため、お子さんたちの負担は決して小さくありません。

実際に、附属池田のお子さんたちを見ていて一番つまずきやすいと感じるのは、提出物の多さそのものです。

まだ時間管理に慣れていないお子さんが、次から次へと課題に追われて、気持ちの余裕を失ってしまう姿を、これまで何度も見てきました。

これは、お子さんの能力が足りないからではなく、時間の使い方をまだ練習している最中だからだと、私は思っています。

二つ目は、学力を自分で管理する習慣です。

定期考査や実力テストが返ってきたときに、点数だけを見て一喜一憂するのではなく、どこでつまずいたのかを振り返り、必要なところだけを補強していく力です。

この力は、一度身につくと、その後の学習すべてを支えてくれるものになります。


三つ目は、言葉にする習慣です。

小学校から中学校への選考検査でも作文が課されますし、進学後の探究学習でも、自分の考えを言葉で説明する力が求められます。

この力は、附属池田が大切にしている「自主独立」という考え方にも、深くつながっていると感じています。


この3つは、必ずしも評価を上げるための対策として身につけるものではありません。

日々の学びを自分のものとして受け止め、周りの人と関わりながら、自分の生活を自分で整えていく、その積み重ねの結果として、評価にもつながっていくものだと思っています。


外部から入ってくる仲間との出会いに備えて

中学校や高校の入学時には、外部からの入学者が加わります。

この存在を「厳しい入試を勝ち抜いてきた強い相手」として捉えてしまうと、必要以上に構えてしまうお子さんも少なくありません。

必ずしも、外部から入ってくるお子さんたちが優れていて、内部で育ってきたお子さんたちが劣っているというわけではありません。

それぞれ違う環境で、違う学び方をしてきた、ただそれだけのことだと私は考えています。

比べて焦るよりも、これから一緒に学んでいく仲間として出会えるように、基礎の力と心の余裕を、入学前から少しずつ整えておくことの方が、ずっと大切だと思っています。

家庭が、お子さんの安全基地であるために

ここまでお話ししてきた提出物の多さや評価という言葉を聞くと、どうしても「もっとちゃんとやらせなければ」という気持ちが強くなってしまうお母さんも多いのではないでしょうか。

その気持ちは、本当によく分かります。

ただ、家庭が成績を管理する場所になってしまうと、お子さんにとって、家が一番安心できる場所ではなくなってしまうことがあります。

提出物ができていない、テストの点数が思わしくない、そういうときこそ、お子さんの言葉や行動の向こう側にある気持ちに、少しだけ耳を傾けていただきたいのです。

「やる気がない」ように見える行動の裏に、実は「頑張り方が分からなくて困っている」という思いが隠れていることも、少なくありません。

過度な圧力が、お子さんにとって大きな負担になってしまうこともあります。

だからこそ、家庭は評価の場所ではなく、うまくいかなかった日も、そのまま帰ってきて話せる場所であってほしいと、私は思っています。

TMC池田でできること

TMC池田では、附属池田の生徒さんに向けて、次のようなサポートを行っています。

国語、数学、英語、理科、社会の5教科については、集団指導と個別指導の両方で対応しています。

音楽、美術、保健体育、技術家庭の4教科については、実技そのものを指導するのではなく、ペーパーテストの対策に絞った、独自作成のプリントで対応しています。

先ほどお話しした「新中学問題集」を使った提出物についても、内容を確認しながら進め方を一緒に考えています。

小学校から中学校への選考検査に向けては、学校長の推薦をもらうまでは、附属小学校での成績をアップすることに力を注いでいます。

附属池田小学生については、小6の10月下旬以降、附属池田中学校入試の過去問を使った算数演習と作文の添削指導を行っています。

附属池田中学生は、高校内容の先取りについては、附属池田中学校自体が国立大学附属として、高校内容にあまり深く踏み込まない方針であることを踏まえ、必要な範囲にとどめて提供しています。

映像授業の会社と契約しているわけではありませんが、必要に応じて、見ておいてほしい動画をお伝えすることはあります。


一人で悩まないでください

ここまで読んでいただいて、「うちの子はどうなのだろう」と、いろいろな思いが浮かんできたお母さんもいらっしゃるかもしれません。

もちろん、すべてのお子さんの状況は違いますし、今の学年や状況によって、必要な準備も変わってきます。

もし、今の学習状況や、これからの進学段階に応じてどんな準備をしていけばいいのか整理したいと思われたときは、いつでもご相談ください。

相談のタイミングとしては、定期テストの直後、附属池田から点数表が配布されたころが、一番状況を整理しやすいと感じています。

ご相談の際、成績表や通知表を見せていただくことがありますが、これは診断ではなく、今の状況を一緒に見立てて、これからの見通しを立てるためのものです。

お預かりした資料は、TMCでも私自身も対面でご相談いただいた場合は確認後すぐにお返ししており、データとしての保管期間は3年間とし、外部への送信は一切行っておりません。

オンラインでの面談をご希望の場合は、写真やPDFでの提示も受け付けております。

うまくいかない日があっても、それは仕方がないことだと思います。

大切なのは、そこからどう立て直していくかということです。

お悩みの方は、どうぞ個別にご相談ください。

個別相談のご案内
https://ktani.info/consultation/

進学塾TMC池田
https://www.tmc-ikeda.jp/

最後までお読みいただきありがとうございました。

どうぞ今日も良い一日でありますようにお祈りしております。

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