学校を休みがちな受験生は何を優先すべきか
勉強・生活・通学の整理法
今日も私のブログにお立ち寄りいただきありがとうございます。
心より感謝申し上げます。
前回は、子どもが「受験をやめたい」と言ったときにどうするかということについて、お話しさせていただきました。
今回は、学校を休みがちになってきたときに、どうすればよいのかを考えてみたいと思います。
子どもが学校を休みがちになってきた。
でも、受験までの時間は限られている。
このときご家族は、
「学校のことを優先するべきか」
「それとも受験勉強を続けた方がよいのか」
とすごく迷います。
学校も大事。
かと言って、受験も簡単には止めたくない。
生活も崩れかけている気がする。
この板挟みは、とても苦しいものです。
親が板挟みになりやすい理由
学校を休みがちになると、ご家族の頭の中では複数の心配が一度に動きます。
- 出席は大丈夫だろうか
- 学校との関係はどうなるだろうか
- 受験勉強を止めたら遅れるのではないか
- このまま無理をさせてよいのだろうか
どれももっともな心配です。
だからこそ、「何を優先すべきか」が見えにくくなります。
まず確認したい生活のサイン
優先順位を考えるとき、まず見たいのは勉強量ではなく、生活がどこまで保てているかです。
まず、次のようなことを確認してみてください。
- 朝、起きること自体がかなり難しい
- 食欲が落ちている
- 頭痛や腹痛が増えている
- 会話が減っている
- 休日も疲れが抜けない
- 表情が乏しくなっている
こうした状態があるときには、回復の土台が傷んでいる可能性があります。
受験勉強を支えにしやすいケース
こういう時に、意外と受験勉強が支えになることがあります。
- 学校より勉強の方が本人にとって前向きである
- 志望校への思いが残っている
- 塾や学習にはまだ取り組める
- 生活全体は大きく崩れていない
- 勉強が自己効力感の支えになっている
このような場合、受験を完全に止めるより、負荷を調整しながら続ける方がよいこともあります。
生活を立て直す方を優先したいケース
しかし、一方で、受験勉強を少し横に置いてでも、生活を立て直した方が良いこともあります。
特に、下記のようなことがあれば、受験勉強をかなりセーブするか、しばらくは休む方が良いと思います。
- 学校も塾も、行くだけでかなり消耗している
- 勉強中もほとんど集中できない
- 眠れない、起きられないが強い
- 体調不良が増えている
- 本人の表情や言葉が極端に少ない
- 受験の話をするだけで強い反応が出る
この状態では、いったん回復を優先する方が、その後につながることがあります。
学校・塾・家庭の優先順位の考え方
優先順位は、一般的に次の順で考えた方が整理しやすいです。
- 生活と回復
- 本人の安心感
- 学校・塾の負荷調整
- 受験継続の形
- 学校選びや進路の見直し
子どもの状態を見て、この順で優先的に子どもの状態を回復できるように、ご家族にはお考えいただきたいと思います。
長期的に見て守るべきもの
本当に守りたいのは、学年の中での一時的な遅れではなく、その子がその後の生活と学びを続けていけることです。
まとめ
学校を休みがちな受験生について、何を優先するかは一律には決まりません。
大切なのは、今どこに最も大きな負荷がかかっているか、何が負担になっているかを見ることです。
学校と受験のどちらを優先するかで迷うときは、まず今の状態の見立てが大切です。 家庭だけで難しい場合は、相談案内もご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
どうぞ今日も良い1日でありますようにお祈りしております。
ー中学受験と不登校(1006)ー




