中学受験と不登校(688)中学不登校生の内申対策

中学不登校生の内申対策
今日も私のブログにお立ち寄りいただきありがとうございます。
感謝申し上げます。
先日、「探究横丁ちょいすくプロジェクト」でオンラインセミナーで、少しだけお話させていただく機会があり、そこから、中学不登校生の進路について考えています。
今回は、中学不登校生の内申対策について、一緒に考えてみたいと思います。
中学校で不登校だった子どもが、高校受験を考えたときに、一番問題になることが、「内申点」であることは、もうすでにお分かりだと思います。
この内申点をつけてもらうために、どのようにすれば改善できるかを考えます。
まず、大前提から考えます。
この場合、どうしても「学校に行く」ことが必要です。
内申点問題が高校入試の制度として改善されない間は、どうしても学校に行かなければならないことが多いのが現状です。
学校に通えないのに、学校に行かなければならないという矛盾を解消する方法があまりないのが実情です。
では、通わずに何とか内申点を取る方法を考えてみます。
お母さん方が、毎日、欠席連絡をすることは、本当に辛いと思います。
ですから、毎日の欠席連絡はする必要などありません。
しかし、学校の先生がどういう方かによって、ご家族の心労がかなり異なってきますが、学校の先生との関係は、うまく維持していく必要があります。
その上で、どれだけのことが考えられるかを箇条書きにしてみました。
(学校との関係)
・担任の先生と定期的に連絡を取る
・スクールカウンセラーとの面談を活用
(提出物の管理)
・宿題やレポートは可能な限り提出
・提出方法について担任と相談(親からの提出も可能な場合あり)
オンラインでの提出が認められないか確認
(テストへの対応)
・定期テストは可能な限り受験
・別室受験の相談
・追試験の機会があれば活用
・特別な配慮の要請
・不登校の事情を学校に説明
・診断書がある場合は提出
・評価方法の配慮を依頼
(学習について)
・自宅学習をしっかり行う
・オンライン学習の活用
・放課後等に個別指導を受ける
(登校について)
・学校行事等への参加
・体育祭や文化祭など、可能な行事には参加
・委員会活動、クラブ活動などができる範囲で参加
・保健室登校など、段階的な登校を検討
こういったことが、出来る限り行っていくと、少しでも内申点を取ることが出来ると思いますが、できないこともたくさんあります。
では、これらの項目を少しでもできるのか、次回から実際にこれまで私が出会った子ども達の実際の対応方法をご紹介しながら、考えてみたいと思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も良い1日をお過ごしください。
※「探究横丁ちょいすくプロジェクト」の第3回の様子は、Youtubeで一般公開されています。
ぜひ、ご覧ください。
第3回
教員×保護者
学びの多様性を本気で考える
選択肢を広げる教育!
~受験が変われば、子どもも大人も世の中も変わる~
https://www.youtube.com/watch?v=ToOE0ub-cFk&t=249s