中学受験と不登校(650)子どもに意見しない

子どもに意見しない
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いつもありがとうございます。
感謝申し上げます。
子どもの話を「どのように聞くか」ということをテーマにお話ししています。
ところで、本題の前に、少しお聞きしたいことがあります。
最近、お母様は、お父様とご自身のことやお子さんのことで、お話されていらっしゃいますか?
シングルの方は、パートナーがいらっしゃらなかったら、ご自身のお父様でもいいです。
女性の方が、パートナーや彼氏、ご主人とお話しされていらっしゃることを考えてください。
そのときに、何かを話しているときに、答えや解決方法を男性から言われることはありませんか?
しかも、話の途中で、話をさえぎって「そんなん、こうしたらいい」と言われて、カチンときたことはありませんか?
今、その答えを聞きたいのじゃない!って思ったことは、1度や2度あると思います。
ただ、黙って聞いてほしいことってありますよね。
落ち込むようなことがあったときは、黙って穏やかに聞いてほしい。
ムカつくことがあったときは、「なんだそれは!」と黙って聞きながら、でも、一緒にちょっとムッとしてほしい。
うれしいことがあったときは、聞きながら「それはよかったね!」と一緒に笑顔で喜んでほしい。
悲しいことがあったときは、そばにいて黙って聞いてほしい。
こんなことを思ったことがあると思います。
そこで「解決策や、変な励ましなどいらない!」と思ったことは、あると思うのです。
そのとき、本当に、「なんで黙って聞いてくれないの?」と思ったのではありませんか?
そんなこと、求めてないのに・・・。
子ども達も全く同じなのです。
途中で口をはさんで、「もういい!」って言われたことがあるお母様もいらっしゃると思います。
お母様がお父様やパートナーの方、ご家族に話していて、感じたことと同じことを、子ども達も感じているのです。
答えが欲しいこともあります。
でも、黙って聞いていてほしいことも、いっぱいあるのです。
お母様に黙って聞いてほしい、意見や提案は言ってほしくない、そう思うことがあるのです。
お母様だって同じはずです。
ところが、子どもの話になると、途中で話の腰を折り、自分の意見を言ってしまって、子どもが黙り込んでしまったり、もういいと部屋にこもってしまったりさせてしまうことが、多々あると思います。
子どもの話を最後まで聞いてあげてください。
結論も何もないことだってあります。
でも、お母様に聞いてほしいのです。
まして、子どもが覚悟を決めて、「話がある」と言ってきたら、「どんなことがあっても、口を挟まず最後まで聞く」覚悟を持って聞いてあげて欲しいと思います。
どんな話が飛び出したとしても、覚悟して聞いてあげてください。
お子さんが話し終わったときに、「話してくれてありがとう」と必ず言ってから、ご自身が思うことを一つだけ話してあげてください。
そこでいっぱい言わないことです。
言ってしまうと、意見されたことだけが印象として残ります。
子どもも覚悟して話したのです。
その気持ちを無駄にしないように、言わないといけないことを一つに絞って、落ち着いて丁寧に話してあげてください。
それだけで、子どもはお母様の言葉に耳を傾け、「わかった」と言えるようになるのです。
日常の会話でも、何かを話し合うときでも、子どもが最後まで話せるように、うなずきながら「ゆっくり、しっかり、じっくり」聞いてあげてください。
それだけで、子どもはエネルギーがいっぱいたまって、元気にやっていけるのですから。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も良い1日をお過ごしください。