中学受験と不登校(632)相手を大切にする

相手を大切にする
今日も私のブログにお越しいただきありがとうございます。
感謝申し上げます。
ここまで、勉強や受験について、お話してきました。
実は、これは、勉強や受験だけに限った話ではありません。
学校に行けなかったり、人間関係に困ったり、日常の生活の中でストレスを感じたりするときに、どうしたらよいかというヒントにもなっています。
ですから、つい「私は関係ない」と思ってしまうかもしれませんが、少し我慢してお読みいただければ、きっとどこかでお役に立てると思っています。
さて、これまでもお話してきたのですが、人間関係において、相手に対してどのように考えるかということは、とても大きな問題です。
親子関係も含め、人間関係が一番大きな悩みであると言って間違いないでしょう。
そのときに、「相手に対して、どのように思うか」ということは、相手との関係性を考えても、とても大切です。
もっと言えば、自分に対して良い感情を持ちたいのであれば、相手に対して、どのように考え、どのようにふるまうか、ということが、とても大切だということです。
ところが、人は無意識に優位に立つ、上になる、相手よりも強い立場になる行動をしようとしてしまいます。
それは、ある種の防衛本能でもあるので、いけないことだとは思いません。
ただ、そのまま行動すれば、間違いなく相手とぶつかります。
なぜなら、相手も同じように優位に立とうとするからです。
だからこそ、「相手を自分と同じように大切にする」だけで、人間関係は大きく変わります。
相手を意図的に傷つけたり、いじめたりすることは、自分を大切にしないのと同じだと思えばいいのです。
傷つけたり、いじめたりできるのは、相手の痛みを感じられないからです。
相手の心の痛みを感じられないほど、相手よりも優位に立ちたい、強い立場でいたい、勝ちたいという思いが強いからだと言えます。
以前もお話ししましたが、バカにしたり、余計な競争をすることは、相手を大切にしないことです。
それよりも、「相手を自分と同じように大切する」ことが、結局のところ、自分を大切にすることと同じなのです。
子ども達には、そのことを十分に理解し、実践でき、誰からも慕われる素晴らしい人になって欲しいと思いませんか?
そのためには、「相手を自分と同じように大切にする」子どもでいられるように、いつも子ども達と接してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も良い1日をお過ごしください。