中学受験と不登校(631)一人で集中して学習する


一人で集中して学習する


今日も私のブログにお越しいただきありがとうございます。
感謝申し上げます。


前回は、中学受験でも、長期目標をしっかり立てて、中学受験大手進学塾の授業だけで何とかなると考えていては、成績を上げることは難しいことをお話ししました。


さて、これまでも少しお話してきたのですが、子ども達は、すぐに友達と一緒に勉強しようとします。

なぜだかわかりますか?

特に女の子は、一緒に勉強しようってすぐに仲良く勉強しようとします。


これが一概に悪いというのではありません。

しかし、これをすると、必ず勉強ができる子とできない子、テストの点数が取れる子どもと取れない子どもが出てきます。

テストの点数が全員取れないこともあります。

けれども、テストの点数が全員が高得点取れることは、ほとんどありません。


これはどうしてだと思われますか?


結局のところ、学習は最終的には一人でしなければなりません。

ディスカッションしたり、アクティブラーニングなどで学ぶときは、違いますが、テスト勉強となると、一人でやらなければならないのです。

わからない問題や、わからないところを教えてもらうためには、教えてくれる友人などが一緒だと助かります。

でも、その時だけしか必要ではありませんし、教えてもらうことができるにしても、わからないところを見つけるまでは、一人で黙々とやらないといけないのです。


何人かで勉強しようと、集まって勉強している子ども達は、見ていると誰かがすぐに話しかけます。

そうして、10分くらいで、集中が切れてだらだらやっていくことが多いのです。

勉強が苦手な子どもほどそうして、楽しく過ごそうとします。


結局のところ、嫌なことに向き合うことが辛い、やりたくないから少しでも楽しくやりたい、そういう気持ちのために、一緒に勉強しようとします。


突き詰めていけば、できない自分と向き合うことが嫌だ、辛いということになります。


中学受験大手進学塾からの帰りに、子ども達が悪ふざけしながら帰るのも、嫌なことが終わって、やっと解放されたという気持ちからです。

本気でやろうとがんばっている子どもは、そんなところで余計なエネルギーを使いません。

それに、本気で自分と向き合っているので、淡々としています。


お子さんが、誰かと一緒に勉強する、というときは、時間を区切ってあげて、帰ってきたら、友達といる時にやったことの確認をしてから、他の教科の勉強をしてもらうと、効果が上がると思います。


一人で集中して勉強することが、成績を上げるためには、どうしても必要なことなのです。


最後までお読みいただきありがとうございました。

今日も良い1日をお過ごしください。

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