中学受験と不登校(628)ものおじせずに質問する


ものおじせずに質問する



今日も私のブログにお越しいただきありがとうございます。
感謝申し上げます。

はやいもので10月になりました。
あと、残すところ今年も3ヶ月ですね。

子ども達の中で受験のある子ども達は、いよいよというところだと思います。

  
さて、今日は、成績をあげる秘訣ともいえることをお話ししたいと思います。


子ども達の中で、「大丈夫だとわかっていないとできない」ことが多く、わからないことをやりたくない子どもも多く見かけられるとお伝えしました。

まじめで失敗を恐れる子どもほど、この傾向は強いと思います。


こういう子どもの成績が伸びない一番の原因が、
「質問できない」
「わからないと言えない」
ことです。


これも、実は、前回の失敗したくない、チャレンジできないにつながります。

人にどう思われるか気になる、他人の批判が怖い、出来ない自分を認めたくないなど、これまでお話してきたことすべてが当てはまることなのです。


私が見ていた大手中学受験塾の子ども達の中で、ちょうど真ん中くらいのクラスの子ども達の中に、かなりこういう子どもがいました。

これは、もう少しで上位のクラスにいけるのに、伸び悩んでいる状態の子ども達とも言えると思います。


こういう子ども達は、なかなか質問ができません。

わからないところを、わかったフリをして、通り過ぎてしまおうとします。


それでは、根本的にわからないところを、理解して、できるようにはできません。

この、質問できないことを、質問できるようにすることは、実は、簡単なようで難しいことです。

このことを、ご家族はわかっておいていただきたいのです。


先ほどもお話したように、人にどう思われるか気になる、他人からの批判が怖いと思っていることを、少しずつ、変えていかない限り、質問をできるようにはならないのです。

ですから、成績を上げようと思えば、まず、子どもの心の状態を変えられるように、子どもと接していくことが、一番大切なことなのです。

そのために、まずは愛着形成をしっかりとできるようにする、子どもの心の安全基地を作ることができるように、親子の関係を見直すことが大切です。

それもせずに、勉強、勉強と子どもを追い詰めては、子どもの能力を潰してしまいます。


中学受験の大手進学塾で一番見かけるお母様がこのタイプであることは、はっきりとお伝えしておきたいと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。

今日も良い1日をお過ごしください。

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