中学受験と不登校(624)他人への悪い感情は忘れる

他人への悪い感情は忘れる
今日も私のブログにお越しいただきありがとうございます。
人として「どうあるか」ということを一つの大きなテーマにして、お話しています。
前回、中学受験の子ども達が偏差値で競争をして、無駄に心を疲れさせ、ストレスを抱え、かえって受験勉強の質を下げていることをお伝えしました。
塾の模試やテスト、クラスでバカにされたり、いじられたりすることで、劣等感を持ってしまう子どもがいます。
そして、いつか仕返しをしてやる、と心に重い荷物を持つ子どもがいるのです。
こうなると、マイナスの感情が心と体に影響することはまちがいありません。
酷いいじめにあった場合などは、自分一人で忘れることは難しいでしょう。
そういう場合は、精神科医の先生や、カウンセラーの先生の力も借りて、心の傷を修復する必要があります。
そこまでではない場合、他人に対する悪い感情は、忘れることが一番です。
心に、他人に対して悪い感情、仕返しをしてやるという負の感情をもっていて、集中して勉強ができるということは、それをばねには、なかなかがんばることはできないものです。
過去にあった嫌な思いに固執することで、余計に嫌なことを考えたり、嫌なことを引き寄せてしまったりします。
なぜなら、常に負の感情に囚われ、ネガティブに考えてしまうのですから、それも当然の話です。
自分を傷つけた相手とは距離を取り、関わらなければ良いのです。
そうすることで、相手に対する悪い感情を忘れてしまうことです。
ネガティブになればなるほど、受験勉強など、うまくいくはずはありません。
自分を傷つける相手に対して固執して、自分の合格を自ら捨ててしまうことは、さらに傷口を広げてしまうだけです。
他人に対する悪い感情は忘れてしまうことが、一番、自分らしさを取り戻すことができる方法ではないかと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も1日、元気にお過ごしください。