中学受験と不登校(772)本当に塾が必要ですか?31

本当に塾・予備校が必要ですか?31
今日も私のブログにお立ち寄りいただきありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
ここまで、本当に中学受験のための大手進学塾に通うことが必要かどうかということについて、お話してきました。
前回は、中学受験大手進学塾に通う場合、子どもに考えておいて欲しいことをまとめてみました。
今回はお母さんに考えていただきたいことをまとめてみます。
・なぜ、中学受験の大手進学塾に通わせるのか
・なぜ、中学受験させるのか、目的は何か?
・自分の子どもにどのレベルを目指させるのか
・子どもの成績を他の子どもと比べない
・塾の言われるままに講座を受けさせない
・塾の宿題は全部できなくても良いと考える
・子どもの成績で一喜一憂しない
・学校の授業をバカにさせない
・受験校を偏差値や大学実績で選ばない
・子どもの健康管理に責任を持つ
・子どもの睡眠時間は削らせない
・家の中が明るく穏やかになるように努める
・子どもに過度な期待をしない
・無理に勉強させることはしない
・受験勉強をすべてに優先させるようなことはしない
・生活面全般において、できるだけ本人に任せる
・勉強に口出ししない
・お父さんと仲良くする
・受験する子どもを優先しない
・勉強よりも、人としてどうあるべきかを教える
・自分が幸せに精一杯生きているところを見せる
こういうことを、お母さんがしっかりと考えて欲しいと思います。
特に、なぜ、中学受験させるのか、その目的は何なのか、ということは、しっかりと考えて欲しいと思います。
目標校ではありません。
まずは、なぜ中学受験させるのかということを、子どもがしたいと言ったとしても、お母さんが本当に良いと思っているのか、何を目的に受験するのかということを、しっかりと考えていただきたいと思います。
それと、塾の言いなりに、講座を受けさせたり、宿題を無理にさせたりということは、やめて欲しいと思います。
無理にさせるということは、すでにその子どもはできない状態にあるのにも関わらず、無理矢理させるのですから、子どもに無理をさせる、心に負担をかけることになります。
そうしたところで、子どもの成績は伸びません。
それと、子どもの成績で一喜一憂することは、しないように自分を戒めて欲しいと思います。
まして、他の子どもと比べるようなことは絶対にしてはいけません。
成績でしか子どもを見れなくなってしまい、子どもは成績だけに気持ちが向いてしまいます。
成績が良かった時はほめてあげてもいいと思います。
成績が悪かった時も、努力していることを認めてあげることです。
一番は、受験勉強よりも大切なことがたくさんあることを、常日頃から子どもに伝えていくことは、とても大切なことだと思います。
そして、お母さんが、お父さんと仲良く、家族みんなと仲良く、今、現在、お母さんが幸せに精一杯生きていることを、お子さんに見せてあげることです。
そうしたときに、受験勉強もがんばれるし、人としてどうあるべきかということについても、自然と身に着けていけると思います。
そうした結果、合格できても、不合格になっても、自分が進むことになった中学校で、精一杯努力していくことができると思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
どうぞ今日も良い1日でありますようにお祈りしております。
(お知らせ)
私立中学中堅校受験専門塾 旭進学会の荒井尚宏と私が、教育について言いたい放題、語っています。
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