中学受験と不登校(694)中学受験生の冬期講習(1)


中学受験生の冬期講習(1)


今日も私のブログにお立ち寄りいただきありがとうございます。

感謝申し上げます。


中学受験は関西では後1ヶ月、関東でもあと1ヶ月半となりました。

そのための最後の冬期講習です。

一部、もう始まっている塾もありますが、来週からというところが多いのではないでしょうか。


さて、この冬期講習の期間で、気をつけて欲しいことがいくつかあります。


一番は、「健康」です。


受験勉強はもちろんのことなのですが、寒くなり風邪をひきやすくなります。

風邪をひいて、熱を出してしまえば、勉強どころではありません。


冬期講習では、健康でいることが何よりも気をつけないといけないことです。


そのためには、絶対に睡眠時間を削らないことです。


睡眠時間を削るようなことをしないと、合格できない学校であれば、そもそも無理だと思ってもいいくらいです。


これまでにもお伝えしているのですが、無理に頑張った結果、合格しても、その後は激しい競争が待っています。

無理をして努力を続けても終わりではありません。

中学合格後に不登校になってしまうようながんばり方をお子さんにさせてはいけないのです。


いくらラストスパートだと言っても、健康を維持しながら、自分の持っている力を最大限発揮できるようにすることが、今の時期に必要なことなのです。


模試の結果や塾の懇談で、今だとギリギリのところにいるとか、もう少しで届くとか言われるくらいの成績の子ども達ほど、無理をしようとします。

ご家族ももう少しだからがんばって!と無理をさせます。


しかも、中学受験の大手進学塾の冬期講習の授業時間、問題演習量は、ランクがあまり高くない大学受験生が比べ物にならないくらいの時間・量になります。

一概に比べられないにしても、難関国立大学に通う私立中学・高校の出身者の学生達ですら、小6の時の中学受験の方がもっと勉強していたというくらいです。

そのくらい厳しい受験勉強になります。


だからこそ、無理をしては勉強内容も消化不良になり、健康を損ねてしまっては、不合格になってしまう可能性が高いのです。


ですので、そのために、しっかりと栄養を取ること、睡眠をしっかりとること、精神的にリラックスできる時間をつくることをして欲しいと思います。


勉強さえしていればいいと、どうしても子ども達は思いがちです。

追い詰められれば、余計にそうなってしまいます。


ここは、お母さんが上手にコントロールしてあげることが必要です。


お父さんが塾の宿題や勉強を見ているとしても、健康面はお母さんが大いに口出ししていいと思います。



健康が合格のための第一歩です。



今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

今日も良い1日をお過ごしください。

最新の投稿

サービス

  • 不登校・発達相談・教育カウンセリング

    30代から50代のシングルマザーや起業家など、女性の方を中心に、心の深い部分にある「心の傷」を癒し、自信を持って子育てやビジネスができるようにしていきます。不登校、発達障害のお子さんを持つ方のご相談もお聞きします。

  • 日本を学ぶ(募集停止中)

    我が国「日本」とはどのような国なのか、学校では学べない本当の我が国の歴史はどのようなものがあるのか、今の「日本」は一体、何がどうなっているのか、ということについて、さまざまな教材を使って学んでいきます。

  • 自ら学ぶための「学び方相談」、教育コンサルティング

    「受験」という目標だけでなく、日頃からどのように学ぶことで、より効率よく学べるのか、自分の目標に向かってどのように学ぶのが良いのかをお伝えしていきます。一人ひとりに個別にご相談を伺います。