学校は何のためにあるのか?

学校は何のためにあるのか、考えたことがありますか?
学校だけでのことではありません。
幼稚園・子ども園も同じです。
あまりに小さいお子さんの場合は違いますが、保育所も入るかもしれません。
そこも含めて小学校、中学校までは、何のためにあるのでしょう?
私は、園や学校は、子ども達が将来、働いていけるために必要なことを身につける場だと考えています。
私の周りで、いつもご指導いただいたり、一緒に活動させていただく先生方は、基本的には私と同じ考えです。
「今は無理しなくていいよ、できなくてもいいよ。」という言葉を、就学前の幼児さんや小学校の低学年の先生方からお聞きします。
ちょっと待って欲しいのです。
今、そのことを教えなくて、できるようにしなくて、いつできるようにするというのか?
ご相談に来られたお母様からお聞きしたのですが、こんなことおかしいですよね?とお聞きしたのですが、
「Aくんはどう言っていいかわからなかったんだよね。いいよ、いいよ。Bちゃんは、叩かれて辛かっただろうけど、Aくんはうまく言えなかっただけだから許してあげてね。」
と先生が言っているそうなのです。
これは、明らかにおかしいのです。
人を叩いて良いはずはないのです。
たとえ、それが、うまく表現できなかったとしてもです。
このAくんは、今後、叩いても許されると思うし、いつまでも、表現できなければ叩くことでしか伝えられません。
これは、見つけた時に、その場で教えていかないといけないのです。
これはBちゃんにとっても、「叩かれて辛い思いをするくらいなら、私も叩いてもいいやん!」という思いにさせることになるのです。
これは、どれだけ家で違うと教えても、子ども達の社会である園や学校で行われてしまうと、子ども達は社会ではそれでいいという理解になるのです。
このことがどれだけ、子ども達の将来を暗いものにするか、少しはお考えいただきたいのです。
人を叩いて許されるはずもなく、中学生になれば、下手をすれば、叩けば倍にして返されることだってあり得るのです。
そうすれば、また、やり返すことになり、今のご時世であれば、命を落とすこともあり得るのです。
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