中学受験と不登校(749)本当に塾が必要ですか?8

本当に塾・予備校が必要ですか?8
今日も私のブログにお立ち寄りいただきありがとうございます。
感謝申し上げます。
塾・予備校が本当に必要か、ということをお話ししてきました。
そこで、「中学受験」について、「なぜ、中学受験するのか?」「中学受験のメリット、デメリット」について、私が尊敬する旭進学会の荒井塾長先生と、対談させていただいた動画をご紹介しました。
この動画の中でお話ししていることについて、ご視聴いただいた方には、「大手進学塾の批判」のように受け取られたかもしれません。
しかし、荒井先生と私には、大手塾には大手塾の良さがあることも、十分にわかっていますから、そのような意図はありません。
では、私たちは、いったい何を伝えたいのか、ということなのですが、これは、
「中学受験をする子どもが、合格して、その中学校で楽しくのびのびと過ごすことができるようにするため」
だと思っています。
ところで、荒井先生と私のご縁は、今から40年前になります。
私が、浜学園の新米講師になり、豊中教室で教えているときに、豊中教室の事務方として、教室を統括するお仕事を荒井先生がされていらっしゃいました。
当時は、本当によくいろいろと教えていただきました。
私はまだ20歳の学生でしたから、大先輩にいろいろご指導いただけるのは、日々、学ぶことばかりでした。
私は学生の間、浜学園でずっと講師をしておりましたが、卒業後、就職をし、いくつかの仕事を経て、京都の地で、不登校の子どもの学習支援をしていました。
そのときに、偶然、阪急電車の中でお会いして、それからずっとお世話になっています。
そのあとは、荒井先生の塾と私のフリースクールで一緒に遠足に行ってみたり、荒井先生の塾の合宿に顔を出させていただいたりしながら、なんだかんだとお世話になっています。
途中、少し空いた時期もありましたが、ずっとお世話になっています。
荒井先生も私も、浜学園をはじめ、関西中心ではありますが、大手進学塾がどのように授業をしているか、どのようなカリキュラムで進めているかも知っております。
授業、講座、宿題の量なども知っています。
そこで感じることは、たとえば、そんなに無理にたくさんのことを、させようとしなくてもいいのではないか、などということです。
そうするから、子ども達が授業内容をしっかり理解できていない、消化不良の状態を起こしてしまいます。
当然ですが、一人ひとりにあわせた授業ではありません。
学校でさえ、「個別最適な学び」ということを考えているのですが、中学受験の大手進学塾では、そのような「個別最適な学び」ということは、考えられないシステムになっているのです。
以前、このブログでも書きましたが、この状態で無理に塾に通わせれば、不登校ならぬ「不登塾」に子どもがなってもおかしくない状態だと、私などは思います。
何が問題で、どうしたら子ども達が「良き鍛錬の場」としての中学受験へ向けた努力をできるのか、そして、学力だけでなく、勉強を通じて、人として成長できるのかということを、少しでも多くの子どもとご家族にお届けできればと思い、『タニクマちゃんねる』という動画を撮らせていただき、アップさせていただいております。
荒井先生も私も、自分たちの目の前にいる子ども達だけでなく、今、一生懸命、頑張っている子ども達にも、少し考えてもらい、塾の活用方法を変えてもらいたいのです。
塾をどのように活用するかによって、成績が上がるかどうかは変わりますが、活用の仕方を変えるだけでも、塾の成績はかなり上がりやすくなります。
そうすれば、入試に向けて、どのように勉強すればいいかがわかってきます。
一番の目的は、志望校に合格するためではなく、その中学校に合格して、楽しんで通学することです。
そのために、荒井先生と私は、この動画を撮ることにして、2年前に始めたのです。
そういう視点で、この動画を見ていただくと、納得いただけるところもたくさんあると思います。
タニクマちゃんねる #11-1
https://www.youtube.com/watch?v=EKaFilOveLY
タニクマちゃんねる #11-2
https://www.youtube.com/watch?v=y6NtH7dY1LM
ぜひ、ご覧いただき、何かしらお子さんの為に考えることがありましたら、たいへんうれしく思います。
面白い、考えさせられる、この後も見てみたいと思われたら、ぜひ、チャンネル登録、高評価もよろしくお願いいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
どうぞ良い1日でありますことお祈り申し上げます。