中学受験と不登校(726)素直さって大切

素直さって大切
今日も私のブログにお立ち寄りいただきありがとうございます。
感謝申し上げます。
先日、子どもと少し雑談をしていました。
その時に、「やっぱりこの子素直だなあ」と感心しました。
これはどう思う?とか、こういう時はどうしたい?と聞くと、返ってくる答えが、本当に素直な感じなのです。
例えば「友達とちょっとした言い合になったら、どうしてる?」と聞くと、「その時は、嫌だけど、まずは謝る」といった感じで、言葉が出てきます。
その様子が作っている感じも、わざとらしい感じもありません。
ちょっといただいたお菓子があったので、あげると「ありがとうございます」とすごくにこやかな表情で言ってくれます。
そして、話していて、こちらがホッとするくらい穏やかなのです。
あまり暗い顔をしていることが少なく、笑顔でいることが多く、ちゃんと挨拶もできて、いい子だなあと思います。
この子にしてみたら、普通にしているだけなのですが、それが当たり前なのです。
勉強も自分からやろうとしますし、できる子どもです。
どうしてそうできるのか、と聞くと、勉強はしないといけないことは、学校でも、塾でも言われるからわかってはいるけど、ご家族は勉強は必要だとは言うけど、「勉強しろ」とは一切言わないそうなのです。
「しないといけないと思うのだったら、した方がいいよ。でもしたくなかったらしなくていいよ。後でしたらよかったと言わないようにだけはしなさい。」というような言い方をされるだけで、テスト前でも、ご家族は「勉強しろ」とはいわないのだそうです。
だから、自分が本当に必要だと思ったら、自分でやるしかないと言うのです。
それだけではありません。
お父さんとよく話すそうなのですが、AIがこれだけ普及しているから、AIにとって代わられない仕事に着くことを目指すといいんじゃないかな、とお父さんとこの間も話をしたと教えてくれました。
ただ、「勉強しろ」「テストの点数を取れ」というのではなく、こうやって、子どもの将来を一緒に考え、好きなことで仕事にできそうなことの話をしてくれると、子どもはうれしいと思います。
本当に笑顔がステキで、いつも穏やかに微笑んでいるのは、ご家族がご家庭でこういう接し方をされていらっしゃるのだとわかると、とても納得できました。
素直で、穏やかで、笑顔がステキになるのは、家庭の中が穏やかだからなのだと思います。
勉強しなさい、と言えば言うほど、子どもは素直でなくなり、穏やかでなくなっていくことは、長い間、子ども達と接していて、間違いありません。
「何も言わなかったら、子どもは勉強なんかしない!」というお声が聞こえそうですが、そんなことはないのです。
この子には、そのことを実感させてもらいました。
お子さんとの接し方、お話の仕方を少し見直してみてはいかがでしょうか?
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も良い1日をお過ごしください。