中学受験と不登校(721)ふざけた態度


ふざけた態度


今日も私のブログにお立ち寄りいただきありがとうございます。

感謝申し上げます。


私は、学校にどうしても行けないなら、無理していく必要はないけれど、行けるなら行っておく方が良いという考え方・立場です。


しかし、学校によっては納得のいかないことがある場合があります。



その学校については、行かなくても良いとはっきりと思います。


これは、ある小学校の話です。


ベテランの先生が、長期休職になり、その代わりの先生が非常勤講師として、ゴールデンウィーク前からいらっしゃいました。

その先生は、小学校5年生他、いくつかの学年を専科担当として、授業を担当されていました。


ところが、2学期末でその先生が退職されたのです。


これには、ある学年の子ども達が校長先生や副校長先生に、先生の授業がわからないとか、厳しいとか、おもしろくないということで、先生を代えて欲しいと訴えたというのです。


それほど、どうにもならないような授業をしているとは聞いていませんでしたし、そんなに厳しい先生だという噂もまったくありませんでした。


ただ、その学年の子ども達には嫌われていたのは、間違いないようです。



それで、その学年の子ども達が「先生をやめさせてやった!」とあちこちで言っているようなのです。

実際のところ、どのような授業が展開され、なぜ、そこまで嫌われるのかもわかりません。


ただ、やさしくない、おもしろくないということで、子ども達は嫌っていたようなのです。

特に、何かの時に、はっきりと注意をする先生であったことだけは確かななようです。


それが、ものすごく気に入らない子ども達がいるということも、聞きました。


本当に子ども達に対して、先生の授業が至らないものであったならば、それは、どのような話になったとしても、、それは努力不足なので、仕方がないと思います。


しかし、管理職の先生方も、どこまでのことを把握して、その先生に指導ができていたのか、また、各担任を通じて、子ども達への聞き取りや、指導ができていたのか、わかりません。


ですから、先生がお辞めになったことについては、何があったのか、その先生がどうお考えになってお辞めになったのかはわかりませんから、私がどうこう言えることではありません。



ただ、私が正直におかしいと思うのは、子ども達が「先生をやめさせてやった」とふれ回っていることです。


それだけでなく、「次はこの先生とあの先生をやめさせてやる」と、多くの子ども達が言っていることです。


これは事実であることは、その学年の他の子ども達や、他の学年の子ども達からも耳にしました。


子ども達ですから、こういうことを言いたい気持ちがあることも、ちょっと言ってやったと言う感情も理解はできます。


しかし、これをあからさまに言っていることには、はっきりとおかしいと思うのです。


これが、今回だけではなく、この学校では以前にも同様のことがありました。


昨年のこの時期に、卒業を前にした小学6年生の先生が、突如、休職されたのです。


元々、厳しい先生ではあったのですが、担任をしている子ども達や、同じ学年の子ども達から様々なことを言われ、精神的に追い詰められ、休職に追い込まれたのです。


昨年もそんなことがあり、今年もまた、同じようなことがあるのは、一体、どうなっているのかと思わずにはいられません。


しかも、子ども達が、「やめさせてやった」と騒いでいる姿に、はっきりといじめの構図だと思わずにはいられません。


この学校の先生方と、連絡を取りながら、先生方の支援をしている立場として、子ども達の態度には、納得のいかないものを感じます。


ご家族も、子ども達から話を聞くだけのご家族が、一緒になって文句を言っていることも考えられますし、子ども達が意図的にやっていることが分かったとしても、それを止めることもしないご家族もいると考えられます。



今、学校の先生は、ものすごくやりにくい立場にあると、先生方と話していて強く感じています。

子ども達は、同じクラスや同じ学校の子どもをいじめることに対しては、自分が悪いことはわかっていますが、先生には何を言っても許されると思っているとしか思えない言動が、はっきりとあります。


それは、そのことを良くないと思っている子どもがいて、その子ども達からの聞き取りではっきりとわかっています。


これは、大人社会の縮図としか思えません。


どこかで弱い立場の人に対して、圧力をかけていくという、典型的ないじめです。


子ども達の心が、このようなことを起こす状態であることは、悲しいことだと思います。


本当に何がどうなっているのかは、この学校現場に入っているわけではないのでわかりませんが、先生方、子ども達、ご家族から聞く限り、あり得ないことが起こっていると、思わずにはいられません。


こういうふざけた態度の子ども達がいる学校なら、学校に行きにくいなら「学校なんか行かなくていい」と、はっきりと言ってしまうと思います。


多様な学びの場で、のびのびと学んだ方が良いことは、間違いないからです。



今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

今日も良い1日をお過ごしください。

最新の投稿

サービス

  • 不登校・発達相談・教育カウンセリング

    30代から50代のシングルマザーや起業家など、女性の方を中心に、心の深い部分にある「心の傷」を癒し、自信を持って子育てやビジネスができるようにしていきます。不登校、発達障害のお子さんを持つ方のご相談もお聞きします。

  • 日本を学ぶ(募集停止中)

    我が国「日本」とはどのような国なのか、学校では学べない本当の我が国の歴史はどのようなものがあるのか、今の「日本」は一体、何がどうなっているのか、ということについて、さまざまな教材を使って学んでいきます。

  • 自ら学ぶための「学び方相談」、教育コンサルティング

    「受験」という目標だけでなく、日頃からどのように学ぶことで、より効率よく学べるのか、自分の目標に向かってどのように学ぶのが良いのかをお伝えしていきます。一人ひとりに個別にご相談を伺います。