中学受験と不登校(716)入試当日

入試当日
今日も私のブログにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。
感謝申し上げます。
いよいよ明日、関西では中学受験が一斉に始まります。
また、大学入試共通テストも実施されます。
当日に気をつけないといけないことは、いろいろありますが、大原則はいつも通りにすることです。
いつもと違うことをすると、不安になるばかりです。
いつも通りに動いていくことです。
そのことを、特にご家族はしっかり頭に置いて当日の動きを決めておいてあげてください。
当日は、時間に余裕をもって起きてください。
朝ご飯も、できれば消化の良いものを食べて欲しいのですが、いつも通りに食べて出発できるようにしてください。
出発する前に、先日に用意したもので、忘れ物がないか、最終確認をしましょう。
トイレは済ませておいて、時間に余裕を見て、出発してください。
この時に、鉄道の運行状況は必ず確認をしておくと安心です。
バス、車の利用がある場合は、道路の混雑状況も確認しておいてください。
電車の中では、気持ちを落ち着かせるために、リラックスできるように心がけるようにしましょう。
ご家族が一緒の場合は、日常会話をしていればいいですし、気になるようだったら、暗記物を確認してもいいでしょう。
会場に着いたら、塾の先生がいる場合は、塾の先生に挨拶をして、受け付け開始時間になれば、学校に入っていってください。
教室に入ったら、まず、トイレの場所を確認して、トイレに行っておくのは当然のことですね。
そして、机の上に受験票、筆記用具等を出しておいてください。
後は落ち着いて、試験用紙が配られるのを待つだけです。
書いてしまえば、これだけのことなのですが、この間、ものすごく落ち着かないと思います。
大学受験生なら、もう、そういうことにも慣れているかもしれません。
中学受験生の中には、ものすごく緊張している子どもが、毎年います。
中学受験であろうと、大学受験であろうと、緊張していて普通です。
まず、緊張していて普通だと、お子さんには伝えてあげてください。
緊張することは、予定通りのことなので、何の心配もありません。
緊張していて当たり前ですから、予定どうりだから安心したらいいと、声をかけてあげてください。
あまりにも、緊張が強いようなら、何かちょっと食べるもの、すぐ食べ終わるチョコレートやラムネなどを一つあげるといいかもしれません。
そのときに、お菓子の話や、ご飯の話をしてあげてください。
一番は、あらかじめ用意をしておく必要がありますが、お子さんの一番好きなものを晩ご飯に用意をしておいてあげて、「今日、終わったら晩ご飯は、〇〇だよ!」と声をかけてあげてください。
緊張が酷くなると、もう、耳には入っていないかもしれませんが、案外、食べ物には反応してくれるかもしれません。
そうすると、入試のことからは、少しだけ、本当にほんの少しだけ気持ちが離れるので、心にほんのわずかですが、余裕ができます。
このわずかな余裕が、少しだけ自分を取り戻すことができ、ミスを減らしてくれます。
ゲームや推しの話は、良いことばかりではなく、嫌なことも一緒に思い出したり、感情的になったりすることもあるので、できれば避けたいところです。
一番は、食べ物、それもものすごく好きなものがあれば、その食べ物の話をしてあげるのが良いです。
お母さんやお父さんも余裕がないので、あらかじめ、一番好きなものを、晩ご飯に用意をしておいてあげて、今日は終わったら一緒に食べよう、というだけでも、お子さんの少し気持ちは楽になります。
そうして、何とか日頃の持てる力を、すべて発揮できるようにして、送り出してあげて欲しいと思います。
毎年、関西の中学受験・共通テストの初日、関西の私立大学の入試の中心日でもある2月1日、私立高校の入試日の2月10日、国公立大学の前期入試の2月25日、大阪府、兵庫県の公立高校の入試日の3月9日、10日の前日には、毎年、阪急電鉄の乗務員の方にお話しさせていただいています。
昨日も、阪急電鉄の乗務員の方とお話しさせていただきました。
毎年、この入試のときには、阪急電鉄だけでなく、すべての公共交通機関の乗務員、駅員などの方々が、安全に、かつ、定刻に運行できるように、本当にものすごく受験生のために配慮をしてくださっています。
ですので、毎年、当日の安全運行をお願いと、ご配慮への感謝を伝えるために、お話しさせていただくようにしているのです。
こうして配慮してくださっていても、それでも、事故やトラブルで電車・バスのダイヤが乱れることがあります。
そのときもあわてずに、まず、到着時刻が遅れないか、遅れそうなときはどうするのが良いのかを、冷静に判断しないといけません。
困ったときは、駅の係員の方、乗務員の方にお聞きしてみてください。
どうしても公共交通機関の遅延により、遅刻しそうなときは、、受験校にもご家族から連絡してください。
阪神淡路大震災からちょうど30年になります。
私もあの日のことは忘れたことはありません。
能登半島や東北をはじめ、まだ、大きな地震、台風や豪雨災害から復興できていない地域がたくさんあります。
今も、まだ多くの方が、厳しい生活を強いられているのが現状です。
そのような中で、受験生の方が、何事もなく、安全に受験できますことを、心よりお祈りしております。
受験生の方には、自分を信じて、落ち着いてテストを受験してきて欲しいと思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も良い1日をお過ごしください。