中学受験と不登校(714)不登校なら学習はどうする?

不登校なら学習はどうする?
今日も私のブログにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。
感謝申し上げます。
3学期の学校が始まって1週間になります。
学校に行くのが辛いと思って、行きにくくなっている子どもが出始めています。
夏休み明けは、長い休みなので、ものすごく学校に行きたくない!という思いが強くなる子どもが多いのですが、案外、この冬休み明けも多くなります。
これは、寒さも関係しているのかもしれません。
どうしても動きたくない、外に出るのが億劫だということが、ベースにあり、そのことも影響していると思います。
この冬休み明けは、ただ休み明けというだけではありません。
年が明けたことにより、次の学年になることが見えてきます。
次の学年のことを何となく意識し始めます。
次の学年では、学校に行けるかどうか不安になったり、行きたくないと思ったりするからです。
特に中2や高2の子ども達は、いよいよ中3・高3になると思うと、行かなければいけないと思う子どももいるのです。
どの学年であっても、こういう時に気になることが、学習のことです。
学習の遅れをどうしたらいいかわからず、不安にもなるのですが、まだ学習にとりかかる気持ちになれない子どもが多くいます。
学習をしようと思えば、フリースクール、個別指導塾、家庭教師など、お金はかかるかもしれませんが、勉強を見てくれそうな場所はいくつもあります。
今の時代、Youtubeでほとんどの教科の学習を教えてくれる映像がアップされています。
ですから、家でやろうと思えば、いくらでもできます。
ところが、どうしても学習には気持ちは行かないのです。
不登校が長くなれば、どこから学習していいかもわからず、気持ちばかり焦って、どうすることもできず、余計に学習から遠ざかってしまうことは、よくあることです。
でも、学校に行けるかどうかに関係なく、私は学習はしておくのが良いと思っています。
理由はいくつかあります。
①社会で活動するための最低限の知識は身に着けておく必要がある
②学習する中から、興味の持てる内容が一つでもあれば、そこから価値観・世界観を広げることができる
③思考する・考えるトレーニングになる
④社会で新たに学ぶことが必要になったときに、どのように学習すればよいかがわかりやすくなり、また、土台があることで、身に着きやすい
⑤より深く学びたいと考えた時に、一定の学力を持っていることで、学びやすくなる
私は、こういった理由で、学校に行けず悩んでいるところから、少し落ち着いたら、中学校で学習する内容までは、学習をしておくことをお勧めしています。
もちろん、高校や専門学校、大学に進学するときにも必要なのですが、「学ぶ」ということは、一生涯必要になることです。
そのための、土台を作っておくことは、学校に行っているか、行っていないかに関係なく、子ども達には必要なことだと思っています。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も良い1日をお過ごしください。