中学受験と不登校(713)新しいことはしない

新しいことはしない
今日も私のブログにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。
感謝申し上げます。
受験直前となり、ラストスパートの時期になっています。
入試に向けて子ども達は、懸命に努力を続けています。
関西の中学受験、大学受験の子ども達は、今週土曜日の入試や共通テストに向けて、あと1週間ありませんが、日々、がんばっていると思います。
この残り1週間弱で何をするかということですが、もう、新しいことはしないことです。
まだまだ、積み上げたい、少しでも点数が欲しい、と思う気持ちはわかります。
わかるのですが、ここで、新しいことをやって、今までやってきたことを忘れるくらいなら、今までやってきたことを確認する方が、ずっといいのです。
なぜなら、新しいことを身につけるのは時間がかかります。
1週間では間に合わないかもしれません。
それよりも、これまでのことを忘れないように、あと1週間だけしっかりと記憶にとどめておくことが出来る方がいいのです。
それと、今さら知らないものを、無理して身につけることをするよりも、知らないことは当日、解かなくてもいいのです。
合格するために、満点を取る必要などないのです。
だから、出来ない問題は捨ててしまっていいのです。
しかし、大学受験生ですら、そのことは案外難しいものです。
中学受験生では、そんなに簡単には思い切れないかもしれません。
何問か解かずに、捨ててしまっても合格できるということを、頭ではわかっていても、どうしても無理して解こうとしてしまいます。
結局、解けずに時間がかかってしまい、かえって点数を下げてしまうことがとても多いのです。
それでは合格できないのです。
だからこそ、今、あえて知らないことはしない。
新しいことはしないようにして、当日、知らないと思ったら解かないで、出来る問題に集中することで、確実に解くことができる問題だけを解くようにするのです。
今からできることは、忘れていることを思い出すことです。
そして、新しい問題をしなくてもかまいません。
もう塾や予備校で、過去問演習などが組まれている場合は、その通りにしておけばかまいませんが、自分でする受験勉強は、今までの確認でいいのです。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も良い1日をお過ごしください。