中学受験と不登校(710)いつも通りで

いつも通りで
今日も私のブログにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。
感謝申し上げます。
中学受験、大学受験が始まりました。
関西では、中学受験がこれから、大学受験は、昨年からもう始まっています。
お母さんの中には、もう胃が痛くてというかたもいらっしゃると思います。
そのお気持ちはわかります。
特に中学受験では、どうしてもお母さんの方が焦ったり、気持ちが不安定になったりします。
そのくらい心配をしている証拠なのですが、それが、子ども達にとって不安な材料だとわかりますか?
子ども達は、自分自身も不安で不安で仕方がないために、この時期に問題を解いてできなければ、それだけでも凹んでしまうところに、お母さんが不安に思っていると、自分もさらに不安になってしまいます。
どうしてこうなるかというと、お母さんがあまりにも思い入れが強いからなのです。
「子どものことが心配だから当たり前のことでしょう!」と何度も言われたことがあります。
そうでしょうか。
それでは、あまりにも、思い入れが強すぎます。
お母さんが平常心でいれないのでは、子どもはもっと落ち着きません。
本当にお子さんのことを考えるのであれば、お母さんはいつも通りのお母さんでいてあげて欲しいのです。
心配するなというのではありません。
心配してもいいのですが、その心配なところをできるだけ出さず、いつも通り、穏やかな状態でいてあげて欲しいのです。
ご家族の受験熱が強いほど、子どもの緊張が増します。
特に最後の追い込みの時に、少しでも落ち着いて、安心して学べるような環境づくりが必要です。
お母さんには、お子さんが勉強しているときに、少しお茶でも飲みながら、自分が落ち着ける時間を作り、不安な子どもの思いを聴き、子どもが安心して勉強に集中できるようにしてください。
お子さんの合格には、勉強と同じくらい、お母さんの落ち着いた心の状態は大切なものです。
子ども達のために、もう一度、お母さんご自身の在り方をお考え下さい。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も良い1日をお過ごしください。