中学受験と不登校(707)子ども達の姿勢

子ども達の姿勢
今日も私のブログにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。
感謝申し上げます。
最近、ずっと気になっていることがあります。
それは「子ども達の姿勢」です。
立っている時も座っている時も、子ども達の姿勢がものすごく悪いように思います。
中学生以上になると、姿勢の悪い子どもは、ものすごく悪く見えます。
前傾姿勢になり、顎を体よりも前に突き出し、横から見ると体の前に顔を突き出している感じです。
いわゆる「スマホ首」になっているのです。
中には、常に顔を突き出した状態で少し下を向いているような子どももいます。
その姿勢では、集中して勉強などできるはずもありません。
すぐに首や肩が凝り、勉強どころではないからです。
小学生の子どもでも、このような状態の子どもがいます。
少し話は変わります。
人間の体は生理弯曲といって、背骨は体の横から見るとまっ直ぐではなく、S字のようになっています。
腰の部分は前に、胸の部分は後ろに、首の部分は前に弯曲しているのです。
この弯曲がいつ頃からできるかご存じですか?
私も教えていただくまで、知りませんでした。
赤ちゃんがお母さんのお腹にいるとき、体を丸くしていることから、、Cカーブと言われる胸の後弯は、すでにできています。
生まれた赤ちゃんは首がすわり、寝返りができるようになり、いずれ、一人で座っていられるようになって、はいはいができるようになっていきます。
この一人で座っていられるようになった頃から、重たい頭を支えるために首の前弯ができてきます。
ここで、しっかりとはいはいをすることで、この首の前弯がよりしっかりとできてくるようなのですが、親の気持ちとしては、赤ちゃんが立つことができると、すごくうれしいものだと思います。
しかし、この首の前弯をしっかりと作るため、そして、手でからだを支えることで、手や指の筋肉をしっかりと作るためにも、はいはいは、しっかりとやった方がいいのです。
首の前弯が出来上がる前に、立ってしまうと、首の前弯ができず、首の骨(頚椎)がまっ直ぐになってしまい、子どもの時からストレートネックになってしまう可能性があるのです。
また、はいはいすることで、ハサミやお箸を持ったりするときの指の力も自然とついてきます。
鉛筆を持つときの手と手首の角度は、まさに、はいはいしているときの角度ですから、はいはいをしっかりすることで、後々、鉛筆を持つ手の形が自然とでき上がっていくのです。
ですので、はいはいすることは、とても大切なのです。
そうして、はいはいできるようになると、今度は立ち上がっているので、腰の前弯ができてきます。
こうして、人の背骨の生理弯曲ができていくそうなのです。
この生理弯曲がある状態が最も自然に立っていられる状態です。
椅子に座っている時も、これに近い状態で座っているのが良いのですが、勉強しようとすると、どうしても下を向いてしまいます。
その時に、すでに頭の部分が体の前に出ているスマホ首、ストレートネックになっている状態で下を向けば、首の後ろの筋肉は、頭を支えるために、ものすごくがんばることになり、思い切り引っ張られることになります。
その状態では、肩も背中も強く引っ張られるために、首や肩が激しく凝ってしまい、長時間の勉強など到底できるはずもありません。
クラブ活動で、運動部に所属をしている男の子でも、時間があればスマホでゲームをしている子どもがいますが、かなり猫背で、巻き肩になり、姿勢が悪くなっています。
これでは、クラブでもあまり活躍はできないだろうと思ってしまいます。
運動するにしても、勉強をするにしても、姿勢が悪い状態では、あちこちが凝って固くなってしまうようでは、できるものもできなくなります。
しかも、血液の流れが悪くなることは、誰が考えてもわかります。
それでは、脳は酸素や栄養がしっかりと届かず、考えることなどできるはずもありません。
勉強するにしても運動するにしても、姿勢をよくすることは、とても大切なことなのです。
中学受験をはじめとする受験生は、今が最後の追い込みです。
その時に姿勢を良くして勉強ができるようにする方が、圧倒的に体の負担、脳の負担は少なく、しっかりと考えられるので、姿勢を一度見直して欲しいと思います。
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今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も良い1日をお過ごしください。