中学受験と不登校(705)好きなことをする

好きなことをする
今日も私のブログにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。
感謝申し上げます。
中学受験をお考えの方には、今日はとても申し訳ないお話です。
ゲームやYoutubeは少し違うかもしれませんが、私は、子ども達にはもっと好きなことをして欲しいと思っています。
イメージで言えば、何時間でも没頭していられることです。
今の子ども達は、すぐにゲームとかになってしまうかもしれません。
ゲームならゲームでもいいと思いますが、それを好きで何時間でもやっていられるとします。
とことん、同じゲームを極めていくのであれば、いいと思います。
暇つぶしにするのは、好きなものではありません。
やりたくて、やりたくて、仕方がないものです。
ただし、他のことをしなくていいと言っているわけではないのです、
学校の宿題、家で決められたルールなどはもちろん、守った上での話です。
それでもやりたいと思えるものがあるなら、徹底してやってみたらいいと思っています。
好きなことを極めていけば、そこからいろいろな広がりが出てきます。
周りの人とその好きなことについて話ができます。
同じような思いの人と、その話で盛り上がることもあるでしょう。
自分が好きなことを始めた周りの人に、話すこともできます。
そこから、より詳しくなっていくことで、今までと違った角度で自分の好きなことを見ることもできるようになっていきます。
ゲームなら、どのくらいの人がやっているとか、ゲームがどのくらい売れているのかとか、他の人がどのようにやっているのかなど、どんどん、その好きなことから広がっていきます。
そうすると、気が付いたら、たかがゲームであったとしても、世界は広がっていくのです。
その広がった世界で、自分の好きなゲーム以外のことを見た時に、今までと違った景色が見えてきます。
鉄道が好きな子どもが、今までは「撮り鉄」だったのが、駅員の方の仕事に興味を持ったり、事故でダイヤが乱れた時に、どのようにして対応しているのかに興味を持ったりしていくことがあるのです。
こうして、どんどん世界が広がっていったときに、気が付いたら、ものすごく学んでいるのです。
ただ、このときに好きなことをやりたい、やりたいだけでは、ダメです。
いかに自制しながら、自分のやらないといけないこともしながら、好きなことをするかも覚えていくことになります。
そうすると、時間の使い方も覚えていきます。
自分の感情のコントロールもできるようになっていきます。
好きなことをしてもいい代わりに、自分のことを自分でコントロールすることも教えてあげれば、ものすごく成長していくのです。
そうすると、学ぶことも、好きなことをすることも、できるようになります。
そういう導き方を大人がしていくことで、子ども達は、楽しみながら学んでいけると、いつも思います。
ただ、ゲームには中毒性があることも事実です。
いかに、やりたい気持ちを掻き立てるかという工夫がされているからです。
その点にだけは気を付けないといけないことは、間違いありません。
その部分に注意を払えば、好きなことをトコトンやってみることは、子ども達の世界を広げることにもなっていくと思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も良い1日をお過ごしください。