中学受験と不登校(699)中学受験生の冬期講習(6)


中学受験生の冬期講習(6)


今日も私のブログにお立ち寄りいただきありがとうございます。

感謝申し上げます。


中学受験生の冬期講習で気を付けて欲しいことをお伝えしています。

前回、お母さんの力はものすごく大きいことをお伝えしました。


今回も続きです。


3.子どもを安心させる

これは、「1.子どもの焦りと不安を抑える」と共通のことでもあります。

まだ、精神的には成長しきれていない子ども達が、厳しい中学受験に向けて最後の努力をしています。


不安も焦りもあります。

それしかないと言ってもいいかもしれません。


その時に、ご家族が一緒になって焦ったり、不安になったりするのが最悪のパターンです。


お母さんが受験させたいと思えば思うほど、お母さんが「まだ、こんなにできてない!これも、あれもできてない!」とイライラすることになります。


これは、どんなことがあってもやってはいけません。

そのイライラが家の中の空気を壊し、子どもに必要以上に大きなストレスをかけます。


そうなれば、当然、受験勉強へのストレスが大きくなり、結果的に、最後の伸びを止め、第一志望校どころか、第二志望、第三志望までも不合格になってしまうことになりかねません。

心の中で思ってもダメです。

絶対に雰囲気に出てしまいます。

子どもの受験のことについては、ごまかせません。

子どもはすぐに気づいてしまいますから、思ってもいけません。

過度な期待はダメだと、前回、お伝えした通りです。


お母さんの力は偉大なのです。


それは、良い方にも悪い方にも大きな力になります。

だから、お母さんがイライラしたり不安に思ったりしていた場合、不合格はお母さんの責任だと言われても仕方がないくらいだと自覚をして欲しいのです。


厳しいかもしれませんが、お母さんの責任は重大なのです。


これは、本当は、受験をするかしないかは関係がありません。


日頃から、子ども達が心から安心して生活をするには、

①お母さんができるだけイライラしない
②お母さんができるだけ笑顔で元気でいる
③子どもの話をしっかりと聞く

この3つができていれば、子ども達は、安心して生活ができるのです。


ですので、お母さん自身が子どもの中学受験を意識しすぎてはいけないのです。


子どもが家に帰ってきたら、必要以上の受験の話は避けてください。

できるだけ、家族で楽しく会話し、気分転換をできるようにしてあげてください。

そして、無条件に「あなたのことを心から愛している」ということを、たくさん、たくさん、子ども達に伝えてあげてください。


受験があろうとなかろうと、子ども達への愛情を表現をたくさんしてあげてください。

お母さん、お父さんが子ども達を本当に愛していることを、しっかりと伝えてあげてください。


一切の条件なく、無条件に愛されていることこそ、最も大きな力になるのですから。


今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

今日も良い1日をお過ごしください。

最新の投稿

サービス

  • 不登校・発達相談・教育カウンセリング

    30代から50代のシングルマザーや起業家など、女性の方を中心に、心の深い部分にある「心の傷」を癒し、自信を持って子育てやビジネスができるようにしていきます。不登校、発達障害のお子さんを持つ方のご相談もお聞きします。

  • 日本を学ぶ(募集停止中)

    我が国「日本」とはどのような国なのか、学校では学べない本当の我が国の歴史はどのようなものがあるのか、今の「日本」は一体、何がどうなっているのか、ということについて、さまざまな教材を使って学んでいきます。

  • 自ら学ぶための「学び方相談」、教育コンサルティング

    「受験」という目標だけでなく、日頃からどのように学ぶことで、より効率よく学べるのか、自分の目標に向かってどのように学ぶのが良いのかをお伝えしていきます。一人ひとりに個別にご相談を伺います。