中学受験と不登校(653)アイコンタクトも重要

アイコンタクトも重要
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子どもの話を「どのように聞くか」ということをテーマにお話ししてきています。
前回は「聴くときの表情」でした。
ここからは、より子どもの話を聴くコツみたいなものをお伝えしていきたいと思います。
聴くときは、
1)丹田を子どもに向ける
2)口角を上げて和やかにほほ笑む
3)静かに深くしっかりうなずく
ここまでは、お話してきました。
また、小さい子どもには、同じ目線で目を見て話を聴くこともお伝えしました。
小学校高学年から高校生くらいの子どもや、大人同士の場合も「ゆっくり、しっかり、じっくり」聴くときのコツをもう一つお伝えしたいと思います。
それは、
4)アイコンタクト
です。
小さいお子さんの場合は、しっかりと聞いてもらっていることを感じてもらうために、目を見てゆっくりと聴いてあげることが大切です。
ところが、ある程度の年齢になると、ずっと見られていると、緊張してしまいます。
言いたいことが言いにくくなってしまうのです。
そのため、ずっと目を見ていないように、時々、視線をずらしてあげると話しやすくなります。
子どもが話している時は、しっかりと目を見て話を聴く。
自分が話すときは、少し視線を外したりしながら話す。
このくらいがちょうどいいと思います。
ただ、座る位置には気をつけたいですね。
心理学でよく言われることで、ご存じの方も多いと思いますが、真正面に座わると窮屈で緊張感が生まれます。
昔から、親が子どもを叱るときには、「そこに座りなさい!」と言って、真正面に正座させたり、椅子に座らせたりしました。
これは、緊張させるための方法とも言えます。
そうすることで、子どもにしっかりと言い聞かせるために、わざわざそうしてきたのです。
それは、ある意味で自然なことです。
私は実際に中学受験や高校・大学受験の子ども達の質問を受けるときは、その子どもの机の横に行って、子ども私が机で90度になるように座って、子どもに説明をしていきます。
わからなくて困っている度合いが強いほど、丁寧に説明しながら、少しずつ角度を90度から小さくしていきます。
そうすることで、無意識に安心してもらいながら、最終的には横に並んで、体を子どもの方に向けながら、子どもを見ながら説明をしていきます。
これだけでも、子どもが安心しながら、説明を聴いてくれるので、わかったときに、ただわかったというよりも、わかった感じを強く感じてもらえると、長い間、教えながら実感しています。
そこには、安心感を持ちながら、理解できてうれしいと「感じる」からだと、今でも思っています。
ですので、斜めか横に座ることだけでも、とても大切なことです。
そうすることで、話しやすくなります。
このように、話を聴くにも知っておくとよい方法があります。
あと数回、こういう「聴くために知っておくとよい方法」について、お話していきたいと思います。
お母様と子ども達が、安心して親子の会話ができ、困った時に「どうしよう、困ってるんだ・・・」とお母様に相談ができるような親子関係を作る一つの方法として、親子の会話を安心できるものにしたいと思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も良い1日をお過ごしください。