中学受験と不登校(643)耳の痛い話こそ笑顔で受ける

耳の痛い話こそ笑顔で受ける
今日も私のブログにお越しいただきありがとうございます。
感謝申し上げます。
ここまで、ずっと自分の在り方、学び方、学ぶ姿勢などについてお話してきました。
今回は、私自身もいつも意識していることです。
子ども達にも、ご家族にも、ぜひ、意識して実践して欲しいことです。
子どもが学校に行けなくなると、子どもはもちろん不安なのですが、お母様も不安になり、どうしたらいろいろ調べたり、何とか学校に行けるようにならないか考えます。
中学受験でも同じです。
この10月の模試の結果が悪かった場合、お父様、お母様の方がイライラしてしまい、子どもに厳しくいってしまったりします。
私は、いつもそういう時こそ、落ち着いて欲しいと、時にはかなり厳しい口調でご家族にお話しします。
ご家族もわかってはらっしゃるのです。
わかってはいらっしゃるのですが、「そんなこと言っていられない」とばかりに、その言葉は聞き入れられないのです。
そして、たとえば、中学受験なら「今だから基礎からやり直すことが必要だから、慌ててはいけない」と言うと、「何を今頃、言ってるんだ!」と声を荒げてお叱りになることもあります。
実際のところ、わかっていなければ、そこまでおっしゃらないでしょう。
わかっているんだけど、ご家族の方が焦ってしまい、聞き入れられないのです。
耳の痛いことを言ってくださる方は、本当に少ないのです。
みんな他人のことなど、知ったことではないというのが、一般的です。
それをお客様であろうとなかろうと、耳の痛い、聞きたくないけど、核心をついていることこそ、どれだけ嫌でも聞く必要があります。
それを、笑顔で聞けるようになれば、その人は著しく成長できるようになります。
まして、お子さんのためなのです。
不登校になって、家で暴れる我が子に、
「辛い気持ちはわかるが、他人に当たって良いわけではないし、暴れることは断じて違う!」
と一緒に泣きながら訴えてもいいのです。
耳障りのいいことを言うのは、我が子のためにならないと、ご家族も同じように耳の痛いことも、お聞きいただき、笑顔で受け止めて欲しいと思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も良い1日をお過ごしください。