中学受験と不登校(619)自分で考え、自分で決める

自分で考え、自分で決める
今日も私のブログにお越しいただきありがとうございます。
人として「どうあるか」ということを一つの大きなテーマにして、お話しています。
今日は、子ども達が教科書や問題集の問題を自分で考えるという話ではありません。
それでも、子ども達には、問題を解くことを通して、自分で考え、結論を導くように実践してもらっています。
それが大人になる時に、自分で考え、自分で決めることができる基礎となると思うからです。
私たちは、状況が厳しくなると、どうしても、人に決断をゆだねたくなります。
それが、たとえ自分のことであったとしても、誰か決めてくれないかなあ、などと考えてしまうことがあります。
それに対して、アドバイスをしてくれたり、代わりに決めてくれる人達がいます。
一見、有り難いようなのです、実は、それは有り難くも何ともないのです。
その理由を3つ、簡単に書いておきたいと思います。
一つには、他人のアドバイス通りにしたり、他人に決断を任せると、他人の望んでいるような結果になり、自分が望むような結果にならなくなってしまいます。
それは、自分の望むことではないでしょう。
もう一つは、自分のこれまでのことは、自分が一番、良く知っています。
ですから、自分に適した解決策というのが、他人の提案してくれる解決策よりも、うまくいくことが多いのです。
自分にあった解決策が、一番、自分が望んだ結果になることが多く、たとえ、そうならなくても、自分で対応をしやすいのは間違いないのです。
最後の一つは、自分で決断しなければ、自分で決断する習慣がなくなります。
他人に判断と決断を任せると、自分では段々、決断しなくなり、最後には決断できなくなります。
二つ目にお話したように、自分で考えて、判断、決断せずに、他人に決断してもらうと、他人が望んだ結果になってしまいます。
そうなると、もう自分の人生ではなく、他人のために、自分の人生を犠牲にして生きていくことになります。
ですから、自分で考え、自分で判断し、自分で決断して、実践していくことが何よりも大切なことだと思います。
そうして、自分らしい人生を送ることが、何よりも自分にとって大切なことだと、私は思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も1日、元気にお過ごしください。