中学受験と不登校(617)他人と比べることをやめる

他人と比べることをやめる

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さて、昨日は、がんばるお母様に、毎日30分だけ、自分の時間を持つことをお勧めしました。

今日は、お母様にも子ども達にも当てはまることです。



他人と比べることをやめませんか?

他人と比べても何もいいことはありません。

心の中で、必ず優劣をつけているからです。

上を見て凹み、下を見て優越感にひたることになるのですが、実際には、凹んでいることの方が多いです。

特に中学受験を頑張っている子ども達と、そのお母様を見ていると、劣等感しかないように思います。

お母様が「〇〇くんは今回の模試、偏差値ものすごく上がったそうだから、あなたもがんばりなさい!」と言って、頑張れると思いますか?

そんなことを言われて、頑張れる子どもなら、もうとっくにがんばって偏差値を上げています。

そうできていないから、今の状態なのに、そこに、こんなことを言われたら、まず、嫌になってやらなくなります。

これを言いたくなるお母様の気持ちは、わからなくもないのですが、それを言ったときに、どうなるかをかんがえていないのが一番の問題です。

自分の悔しさとか、頑張って欲しい思いを、お子さんにぶつけているだけだとわかれば、そのようなことはしないと思います。

他人と比べられて、良い気持ちになることなんてあり得ません。


お母様がお仕事で、一緒にはたらいている後から入ってきた人のことばかりほめて、いつも自分のことをダメみたいに言われたら、お仕事を頑張る気がおきますか?

たとえ、お母様がそれでがんばれても、お子さんががんばれるとは限りません。

まして、お母様ががんばれないのに、子どもが同じような状況で、お母様から言われてもがんばれないのです。


他人と比べることは、結局、人を上に見るか、下に見るかという優劣をつけることになります。

その人には、その人だけにしかないものがあります。

その人には、その人にしかないものがあるのです。

だから、優劣をつけるのを止め、人と比べることをやめると、ものすごく人にも自分にも優しくなれます。

そういう生き方を、子ども達に教えてあげて欲しいと思います。



ちなみに、子どもの成績を上げたければ、過去のお子さんの成績と比べて上がっていることをほめる、下がっていてもできなかったところがあれば、その点をほめる。

あくまで過去のお子さんの状況と比べて考えることです。


最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も1日、元気にお過ごしください。

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