中学受験と不登校(613)終わったことをひきずる

終わったことをひきずる

今日も私のブログにお越しいただきありがとうございます。

前回は、ありのままの自分を受け入れる、ということをお話させていただきました。

今日は、終わったことをひきずる、ということについて、考えてみたいと思います。

不登校の子どもの場合は、不登校だった当時のことをげんきになってからもひきずることがあります。

中学受験で第一志望校を合格を目指している子ども達が不合格になった場合、そのことをかなりひきずります。

このことは、Amebaブログに書かせていただいている時に、何度もお話ししました。


Amebaブログの投稿はこちら
https://ameblo.jp/k-tani-2020

            
どのような場合でも、トラウマのようになっていることもあります。

それは、メンタルクリニックの先生やカウンセリングの専門家の先生にお願いしないといけない状況です。

時には、投薬の必要があるかもしれません。

PTSDを発症していれば、なおさらです。

そのような場合は、専門の先生方のところに、すぐに行って欲しいと思います。

           
そこまでではないにしても、多くの方が、過去の辛かったことをひきずっている場合があります。

ある意味、誰にでもあることですね。

失恋の思い出や、仲良かった友達とちょっとした行き違いで絶縁状態になってしまったときに、なぜ素直に謝れなかったのだろう、なんていうのも、そうだと思います。

そうしてひきずっていることなんて、誰にでもあることかもしれません。


しかし、それが、自分のやりたいことを阻害しているとしたら、それは大きな問題です。

終わったことなのに、ずっとそれを引きずっているために、前に進めないのは、辛いことです。

中学受験で不合格になったことを、ずっと引きずっているために、もう勉強はしたくない、楽しいことだけしていたいという男の子がいます。

しかも、自分が受けたいと思い目指した学校出なかった場合、この思いに、「親が受けろというから!」という怒りの感情も紐づいていますから、簡単にはとれません。

でも、その嫌だったことを、もう一度、ゆっくりと見つめて欲しいと思います。

そのときの辛かった自分を癒し切れていない、わかってあげていない、受け入れていない自分がいるのです。


簡単なことではないかもしれないのですが、起こった出来事を目の前にしたときの自分の感情を、十分に癒せていない自分がいるのです。

少し時間がかかるかもしれませんが、「辛かったね、悲しかったね。」とその時の自分を思い出し、その感情を感じて、しっかりと癒してあげて欲しいのです。


泣いても良いのです。

大声をあげて泣いたっていいんです。


その時の自分を十分に労わってあげて欲しいと思います。

そして、気持ちが落ち着いたら、「ありがとう」とその当時の自分に感謝をしてあげて欲しいのです。

辛いこと、悲しいことがあったから、その経験が出来たから、今があるのです。

強く、そして、優しくなれたのです。


だから、その当時の自分に感謝をしてあげてください。

そして、「でも、もう終わったこと。私は前を向いて生きていく。」とお別れをしてあげて欲しいのです。

そうすることで、終わったことを引きずっている自分とのお別れができます。


少しスピリチュアル的に感じられるかもしれませんが、自分を大切にして欲しいと、私は思うのです。

特に、子ども達には、自分を大切にして欲しいと願わずにはいられません。


  
今日も1日、元気にお過ごしください。

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