『受かる学校』より『笑顔で通える学校』を選ぶ中学受験

後悔しにくい学校選びの視点


今日も私のブログにお越しいただきありがとうございます。
感謝申し上げます。

中学受験においては、どうしても

「どこに受かるか」
「今の偏差値でどこが狙えるか」

が大きなテーマになります。

それは、ご家族がお子さんのために、これまで一生懸命に頑張ってきたからこその、当然で大切な視点です。

ただ、受験の本当のゴールは、合格発表の日ではありません。

入学したあと、その子が自分らしく、笑顔でその学校に通い続けられること。

本当に大切なのは、そこまでを見据えた学校選びです。

合格後に不登校になる子どもとたくさん出会ってきたからこそ、この視点を大切にして欲しいと思うのです。

「合格」がゴールになりやすい落とし穴

受験期が近づくと、どうしても模試の判定や偏差値表に意識が集中しやすくなります。

今の成績ならどこを狙えるか

どこが実績のある、良い学校か

こうした視点は、モチベーションや現実的な目標設定のために必要です。

ただ、その「数字」や「実績」だけで学校を見てしまうと、入学後の日々の生活において大切な要素を見落としてしまうことがあります。

「笑顔で通える学校」とは何か

「通い続けられる学校」とは、単にレベルが易しい学校という意味ではありません。

その子にとって、日々の生活を無理なく積み重ねやすく、特性が活きる学校ということです。


見極めたいのは、たとえば次のような点です。

  • 通学時間や経路は、毎日の体力的に現実的か
  • 朝の生活リズムが本人のペースに合うか
  • 校風(自由か、管理型か)が本人の気質に合っているか
  • 子どもがその空間にいて「安心できる」と感じるか
  • 困ったとき、先生に相談しやすい空気があるか

こういう点は、しっかりと見極めて学校選びをして欲しいと思います。

学校説明会や見学で見ておきたいポイント

学校説明会に行かれた時には、次のような点を見ておかれると良いと思います。

  • すれ違う生徒たちの表情や雰囲気
  • 先生と生徒の距離感、言葉の交わし方
  • 学校全体に流れる空気感(活気があるか、落ち着いているか)
  • 通学路の混雑具合や負担感
  • 何より、本人がそこを歩いてどう感じたか

付け加えるとしたら、学校説明会以外に、その学校の子ども達の登下校の時間に、子ども達の通学路に立って、通っている子ども達の様子を見ることです。

校門から少し離れたところ、近くのコンビニ、最寄り駅の改札前とかに立って、子ども達の様子を見ていると、学校説明会ではわからない子ども達の姿が見られます。

そこに、子ども達の本音があわられていますし、学校が子ども達にどのように接しているか、その一端が垣間見られます。

偏差値やブランドだけで選ぶと起きやすいこと

お子さんの体力や気質に合わない環境を「偏差値が高いから」と無理に選んでしまうと、入学後に想像以上の負荷がかかることがあります。

せっかく頑張って合格したのに、それがかえって本人の苦しさの始まりになってしまうのは、誰の望みでもありません。

メンタル・生活面に不安がある子の学校選び

特に以下のような傾向があるお子さんの場合は、学習面以上に環境面でのマッチングが重要になります。

  • 朝の弱さや体力的な不安 → 通学時間と始業時間の確認
  • 集団や音への敏感さ → クラスの人数や校風(賑やかか、穏やかか)
  • 不安の強さ → 学校のフォロー体制やスクールカウンセラーの有無
  • 完璧主義傾向 → 成績評価の厳しさや、競争を煽る空気ではないか

この点は十分に考慮して、学校選びを行っていただくことは、笑顔で通い続けるためにはとても重要な点です。

併願校選びにも必要な視点

「安全校」「すべり止め」と呼ばれる併願校こそ、実際に6年間通う可能性が十分にある大切な学校です。

だからこそ、併願校を選ぶ際にも「この学校なら、この子が笑顔で通えそうか」という視点を必ず持っておきたいところです。

このことは、何度もこのブログでもお伝えしてきましたが、併願校選びにこそ、この視点を必ず持っていただきたいと思います。

この視点を全く考慮せず、併願校を選んでしまい、すべり止めしか合格できずなかったときに、そのすべりどもの学校にも行けなくなることが、どの子どもにでも起こりえます。

そのときに、ずさんな併願校選びをしてしまい、すべり止めにも行けないダメな自分と、心に大きな傷を負ってしまうこともあることは、ご家族は肝に銘じておいていただきたいと切に願います。

まとめ

中学受験で本当に大切なのは、受かることだけではありません。

その学校に入学したあと、お子さんが安心感を持ち、学びと生活を積み重ねていける環境かどうかを見極めることです。

学校選びに迷いがあるときは、偏差値表だけでは見えない部分の整理が大切になります。

進学後まで含めて、お子さんに合った学校選びを考えたい方は、ぜひ相談案内もご覧ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

どうぞ今日も良い1日でありますようにお祈りしております。

ー中学受験と不登校(1007)ー

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