子どもを監視するご両親と大喧嘩!
今日も私のブログにお立ち寄りいただきありがとうございます。
心より感謝申し上げます。
常に監視されていた中学受験を目指していた子どものことをお話ししました。
その子どもは、私と話していて、自分から「こういう風にしないといけないと言われてきたし、友達と遊んでいる時間は日頃はないから、友達もいない。」とどこか寂しそうに話してくれました。
すごく「いい子」なのですが、自分の本音を言わない、もっと言えば、自分の考えや本音が何かすらわからないときもあるような状態でした。
ずっと、
「自分がどうしたいかを大事にするんだよ」
「あなたはあなたでいいんだよ」
「あなたがいることが大切なんだよ」
「自分の意見を言っても誰も否定をしないよ」
「自分の気持ちを大事にしていいんだよ」
とその子には言い続けました。
その子どもも来てくれるので、何とか、自分の感情を大切にすることを知って欲しいと思い、ずっと言い続けていました。
そんな時です。
まだ、勉強のことは不安があり、ご両親の言うようにしていましたが、それ以外のところは、少しずつ、ご両親にも、ものすごく気をつかいながら、自分の思いを言うようにはなってきたのです。
ここまで来るのに、半年くらいかかっています。
半年でここまできたので、それでも早い方かもしれません。
そんな時に、お母さんから電話があり、面談をして欲しいとのことでしたので、日程を設定して面談をさせていただきました。
ご両親で面談に来られたのですが、お父さんが穏やかな口調ですが、明らかに不満だと言う感じで、「いったい娘にどういう話をしているのですか?」とおっしゃったのです。
ですから、いつも伝えていることをそのままお伝えをしました。
お聞きになったお母さんが、「子どもにそうやっていい顔をされるのをやめてください。」とおっしゃるのです。
別にいい顔をしているわけでもなく、当たり前のことを言っているだけですから、「どうしてそう思われるのですか?」とお聞きしたのです。
家で、子どもが時々、自分の考え、意見、感じたこと、気持ちなどを言うようになったと言うのです。
今までは、黙って言うことを聞いていたのが、そうではなくなったと。
そうすると、勉強ができなくなるとおっしゃるのです。
勉強をするのに、自分の気持ちなどを考えるようになると、人間はさぼるものだし、特に子どもだから手を抜いたり、やらなくなったりするというのです。
だから、自分の気持ちなどを言うようになると、必ず成績が伸びなくなるのに、自分の気持ちを大事にするなどと言って成績が下がったら、どう責任を取ると言うのかと、お父さんに詰め寄られたのです。
そう言えば私が引き下がると思ったのでしょうね。
子どもが、自分の思いも、気持ちも汲みとってもらえないことなど、あってはなりません。
「それは、子どもにとっては、自分がうれしい、嫌だ、悲しい、楽しいというような感情を持ってはいけないということですね?」と私もお父さんにお聞きしました。
「人として当たり前のことを、当たり前に感じることも、否定されるとしたら、それは人として生きていてはいけないと言っているのと同じですね?」と私もたたみかけました。
そうするとお父さんは、突然、怒り出して、「誰が人間として否定していると言ってる!私たちは我が子のことだから全部わかっている。他人にどうこう言われる覚えはない!」と怒鳴られたのです。
ご両親が言っていることが、人間として生きていくことを認めないと言っているのと同じと私は思っていたので、「違うのですか?感情を持つなということは、人ではいるなと言うことでしょう?」と静かに言い返しました。
お母さんが「感情が入ると、子どもは勉強なんてしませんよ。だから、黙って勉強するように仕向けているだけです。」とご両親そろって、勉強するようにさせているだけだから余計なことを言うなということを強い口調で言い続けたのです。
なぜ、そこまで怒られるのか、聞いたのです。
それは、悪いことをしている、かわいそうなことをしているとわかっているからだと、私が少し強めに言ったところ「親としてどんな思いでやっていると思っているんだ!」とお父さんに掴みかかられたので、振りほどいて、怒鳴りつけました。
「あなたたちはお子さんのことは何もわかっていない!お子さんがどれほど辛い思いをしているかわかってるのか!」と。
「お腹が痛くても、体調が悪くても、学校で嫌なことがあっても、気持ちがうまくコントロールできなくても、お母さんが見てくれる、お父さんが仕事を終わって疲れているのに一緒に勉強してくれる、と言ってすべてを飲み込んで、黙って勉強している子どもをあなたたちは何もわかっていない。」
子どもにどれだけ寂しい思いをさせ、わかってもらえない、いい子でいないといけないと思わせているのかと言うことを、本気で怒ってどなりつけたのです。
まさか、そんなに塾の先生に本気で怒鳴りつけられるとも思っていなかったのでしょう。
しかも、子どもが苦しんでいること、辛いと感じていること、学校であった嫌なこと、困っていることなど、何もわかっていらっしゃいませんでした。
自分たちは子どものことをわかっていると言い切っていらっしゃったので、自分たちが知らないことを私が知っていることも否定されました。
そんなはずはないと。
お父さんから、これ以上、話をしても無駄だからやめさせますとおっしゃったので、わかりましたと退塾の書類を渡して、記入して、子どもに次回の授業の時に持ってこさせるように話してお帰りいただきました。
ここまで、子どもの中学受験に必死になることは、まれだと思います。
しかし、似たようなことをしている方がかなりいらっしゃいます。
子どもに口答えさせない、嫌だとも言わせないなどということが、日常茶飯事なご家庭も多いのが現実かもしれません。
それが、子どもの心を蝕むことも理解されずに、ご家族が中学受験に必死になってしまっているのです。
この子どもは、絶対に塾を辞めたくないと言ったようなのですが、辞めさせられてしまいました。
この子は賢い子どもでしたから、そのくらいのことは最初から覚悟していたようです。
そこで、この子どもは、ご両親が最も嫌がることを、わかってもらえるまで続けたのです。
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📖 もし、この記事を読んで胸が痛くなったお母さんへ
「うちは、ここまでひどくない」
そう思われたかもしれません。
でも、もしほんの少しでも、
「子どもの気持ちより、成績を優先してしまっているかも」
「最近、子どもが本音を言わなくなった気がする」
そう感じられたなら、それは大切なサインです。
中学受験は、あと数年。
でも、お子さんの心は、これから一生、その子のものです。
「このままでいいのかな」と迷われたとき、
一人で抱え込まずに、一度お話を聞かせてください。
36年、不登校と中学受験のご相談に向き合ってきた経験から、
お母さんとお子さんに合った関わり方を、一緒に考えます。
※初回のご相談で、無理に塾やサービスをおすすめすることはありません。
まずは、お母さんのお気持ちを聞かせていただくところから始めます。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
どうぞ今日も良い1日でありますようにお祈りしております。
